「筆跡鑑定の信頼性は本当に高いのか?」
長年この業界に身を置く中で、多くの方々、特に法曹関係者から、この疑問が投げかけられているのを強く感じています。残念ながら、これまで筆跡鑑定の信頼性について、客観的な検証はほとんど行われてきませんでした。また、筆跡鑑定人に国家資格制度がないことも、大きな問題として指摘されています。
公開検証企画の目的と意義
そこで、私たちは、この根本的な疑問に真正面から向き合う公開検証企画を立ち上げました。この企画の目的は、以下の2点です。
- 筆跡鑑定の真の信頼性を検証する: 筆跡鑑定が、果たしてどれほど確かなものなのかを、客観的なデータに基づいて明らかにします。
- 鑑定人ごとの技術力の乖離を明らかにする: 鑑定人によって、どれほど鑑定技術に差があるのかを明確にします。
筆跡鑑定の信頼性・技術力検証試験:内容と方法
この検証にご参加いただきたいのは、「裁判所から依頼されている」「鑑定実績が何千件もある」「弁護士組合の代理店を自負している」といった、鑑定に絶対的な自信をお持ちの鑑定人の皆様です。
試験内容は以下の通りです。
- 出題形式: 「真筆と真筆」「真筆と偽筆」のいずれかの資料を10問用意します。
- 検証項目: 各鑑定人の正答率を検証し、筆跡鑑定の信頼性が高いのか低いのか、その検証結果を公開します。
- 参加人数: 最低でも、当職を含め5人の鑑定人に参加していただき、筆跡鑑定の信頼性が鑑定人の技術力にどの程度の乖離があるのかを検証します。
ご参加いただくメリット:絶大な宣伝効果と社会貢献
この企画にご参加いただくことは、技術力に自信のある鑑定人の皆様にとって、計り知れないメリットをもたらします。
- 筆跡鑑定の信頼性向上への貢献: 筆跡鑑定の信頼性が高いことを世にアピールでき、ひいては業界全体の地位向上に貢献できます。
- ご自身の技術力のアピール: ご自身の高い技術力を、多くの人々に知っていただける絶好の機会となります。有料でYahoo!やGoogleに広告を出すよりも、その宣伝効果は絶大でしょう。
これは、皆様にとって「やらない選択肢はない」ほどの大きなチャンスです。同時に、社会貢献にも繋がる、意義深い企画であると確信しています。
テレビ局への企画持ち込み:公正な試験の実施
5人の鑑定人が集まり次第、私たちは責任をもって、この企画をテレビ局の関係者に持ち込みたいと考えています。筆跡鑑定の信憑性に関するテーマは、相応の視聴率が期待できるため、企画が通る可能性は高いと見ています。
もちろん、試験資料は外部に委託・作成してもらうなど、公平性が担保された試験となるよう徹底いたします。
鑑定の技術力に自信のある鑑定人の皆様、そして科捜研や科学警察研究所の第2研究室の皆様。ぜひ、私と一緒にこの公開試験に参加し、皆様の力で筆跡鑑定の信頼性が高いことを世に証明しませんか?
皆様方からのご応募を、心よりお待ちしております。当研究所までご連絡ください。


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