【筆跡鑑定の真実】「真実が伝わらない社会」に挑む、私たちの決意と闘いの狼煙
導入:私たちは、なぜ「真実」を叫び続けるのか?
正直にお話しします。私たちのホームページの検索順位は、いつも安定しているわけではありません。時に、記事が他社の批判と捉えられ理不尽なほどに順位が下がることもあります。
真面目に、科学的根拠に基づいた情報を発信しても、表面的な情報や、残念ながら「権威」だけが先行した理屈の通らない鑑定法に関する記事が、いとも簡単に検索結果の上位に表示されてしまうのが現実です。この状況こそが、筆跡鑑定業界の最も大きな病巣です。
「きれいごとを並べ、おとなしくしていれば、検索順位は維持でき、依頼が増えるかもしれない」。そんな冷徹な声に耳を貸す方が賢いのかもしれません。
しかし、私たちはそれを拒否します。
この理不尽な状況を容認することは、「真実が読者に伝わらない」という情報社会の悲劇を許し、結果として偽造者がやりたい放題の社会を許すことに他なりません。私たちは、この理不尽な業界構造を変えるために、このブログを書き続けます 。
1. 筆跡鑑定業界が抱える「二つの崩壊した論理」
現在、筆跡鑑定が司法の場で「証明力に限界がある」と軽視されるのは、科学的根拠を欠いた手法が主流であったという、業界の構造的な自業自得に原因があります 。
伝統的鑑定法の「論理の破綻」が偽造者を利する
従来の伝統的鑑定法は、鑑定人の経験と「勘」に基づき、筆跡の形状的な類似性(見た目)を比較することを核としています 。しかし、この論理は偽造筆跡の存在下で根本的に破綻します 。
- 偽造に無力: 偽造者は、本人の筆跡に「似せて書く」のが当然であり、表面的な類似性は容易に模倣できてしまいます 。鑑定結果は筆跡の本質ではなく、「偽造者の模倣技術のレベル」に左右されてしまうのです 。
- 司法の誤認: 実際、ある程度の技術で似せて書かれた稚拙な偽造筆跡ですら、従来の鑑定法を採用する鑑定人や裁判所に「真筆」と誤認された事例が複数報告されています 。
数値解析法の「統計的破綻」が不信を増幅させる
一見科学的に見える数値解析法(計測的手法)も、鑑定の核となる統計的な根拠という点で深刻な問題を抱えています 。
- 「30個の壁」の無視: 筆跡の個人内変動幅(筆跡のブレ)を統計的に正しく算出するには、統計学上、最低でも30個以上の筆跡サンプルが必要とされています 。しかし、実際の鑑定ではわずか数個(5個程度)しか集まらないのが実態です 。
- 結論: サンプル数不足により、鑑定の核となる変動幅の分析が統計的根拠を失い、鑑定結果は結局、鑑定人の主観的な判断に逆戻りしてしまいます 。
この結果、裁判所は「筆跡鑑定には重きをおいておらず、その他の事情(状況証拠)から判断をする」という、鑑定そのものを放棄する姿勢を示すに至ったのです 。
2. 変革への光:「脳科学的筆跡鑑定法」の揺るぎない科学
私たちは、これらの従来の鑑定法が抱える限界を根本から解決するために、「脳科学的筆跡鑑定法」を提唱します。これこそが、筆跡鑑定の真実を明らかにする唯一の道だと確信しています 。
鑑定の焦点は「形」から「脳の運動プログラム」へ
この鑑定法の核は、筆跡を脳の「手続き記憶」に深く刻まれた無意識の運動プログラムの痕跡と捉える点にあります 。従来の鑑定法が失敗し続けた原因は、「目に見える手」ではなく、「目に見えない脳の運動プログラム」に焦点を移すことで克服されます 。
- 恒常性の根拠: 文字を書く動作は、自転車の運転と同じく、意識的な努力では変えることが極めて難しい、無意識の運動ルーティンです 。
- 偽造の限界: 偽造者が意識的に形を真似ようとすると、この無意識で安定しているはずの恒常的な動作プログラムに必ず乱れが生じます(恒常性の崩れ) 。
- 判断の基準: この手法は、模倣が極めて困難な「恒常性の崩れ」という動的な証拠を定量的に捉え、筆跡の個性の有無を論理的かつ客観的に判断します.
圧倒的な証明力と客観性の保証
脳科学的鑑定法は、従来の鑑定が欠いていた統計的裏付けと論理性を確立しています 。
| 従来の鑑定法の限界 | 脳科学的筆跡鑑定法の論理 | 根拠 |
| 主観性・曖昧さ | 恒常性の定量化:鑑定人の「勘」ではなく、「偶然ではない」と証明できる客観的な数値基準で筆跡個性を定義する。 | 鑑定人の主観を排除し、判断を数学的な真実とする。 |
| 証明力に限界あり | 積の法則による裏付け:恒常的な特徴の崩れ(または一致)を統合し、鑑定結論の**総合信頼度を最大99.9999%**超にまで高める。 | 従来の鑑定法が「証明力に限界がある」とされた論理を、数学的に完全に克服する。 |
🧠 筆跡鑑定の核心的ロジック
| 鑑定の焦点 | 従来の鑑定(形状比較) | 脳科学的筆跡鑑定法 |
| 判断の基礎 | 鑑定人の経験と「勘」 。 | 脳の「手続き記憶」に基づく無意識の運動ルーティン 。 |
| 偽造の判断 | 形状の類似性。 | 偽造者が意識的な努力で変えることが極めて難しい、恒常的な動作プログラムの乱れ(恒常性の崩れ) 。 |
結論:偽造がまかり通る社会を是正するために、闘い続け
「筆跡鑑定は無力ではない」。この真実を証明できるのは、科学的根拠に基づいた論理を持つ、私たちのような鑑定人だけです 。
検索順位が下がることを恐れ、理不尽な現状に目をつぶることは、偽造者がやりたい放題となり、善良な人々が不当に財産や権利を奪われる「偽造天国」の現状を容認することに他なりません 。
真に論理的で検証可能な鑑定法が正しく評価され、「科学的な根拠に基づいた真実」で不条理に対抗できる社会を築くために、私は筆跡鑑定を変えるために闘い続けます 。
あなたの「真実を知りたい」という強い願いに、科学と、揺るぎない覚悟をもって応えます。


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