以下は某鑑定人のホームページに記載されている内容です。
筆跡の中に恒常的に現れる「書き方の癖」を「常同性」と言います。
専門的には,「書き癖」を「常同性」と呼び…
ここまでくると,嘘というよりもデタラメの記述です。「書き癖」という概念を全く知らないのでこのように書いているのです。筆跡鑑定人という筆跡鑑定のプロを名乗りながら,嘘の情報を世に伝えることはあってはならないことです。知ったかぶりは本当にやめてもらいたいのです。
こんなことが続いているので,google AIの記載にも嘘があたかも真実のように伝えられてしまうのです。
繰り返し述べますが,筆跡特徴にはそのように書く傾向のある「書き癖」と書くたびに様々に変化する「単なる特徴」の2つが存在します。
当然のことながら,書く度に変化する「単なる特徴」を比較してもその異同判断は不可能です。筆者識別を正しく行うには両者を明確に切り分け,筆者識別が可能な常同性のある「書き癖」を特定することが重要となります。つまり,本人筆跡からそのように書く傾向という「書き癖」を特定し,その傾向が鑑定資料に出現しているかということで筆者識別が行えるという理論です。
即ち「書き癖」はそのように書く傾向という恒常性(常同性)があり,書く都度に変わる「単なる特徴」にはそれがありません。そこで,「書き癖」を特定するために,その特徴に恒常性(常同性)があるか無いかを調査することでその特定が行えるのです。
つまり「書き癖」=常同性ではなく,「書き癖」には恒常性(常同性)を持つというのが正しい意味となります。
知ったかぶりもここまでくると社会悪になりかねません。こんな記載を信用するととんでもないことになりかねないのです。筆跡鑑定業界は腐りきっているのです。

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