筆跡鑑定人が語る、裁判での「証人出廷」の重要性

所長コラム

筆跡鑑定を依頼される方は、裁判という慣れない環境で、大きな不安を感じていらっしゃることと思います。特に、提出した鑑定書がどれほど説得力のあるものであっても、裁判官にその内容が正しく理解されるか、心証形成に貢献できるか、という点に不安を抱くのは当然のことです。私は、そんな皆様の不安を少しでも和らげ、勝訴への貢献を目指して、鑑定書の作成をご依頼いただいた場合、証人出廷を無料でお引き受けしています。


証人出廷は、なぜ重要なのでしょうか?

「鑑定書を読めば十分」という理由で、証人出廷の申請が却下されることは珍しくありません。しかし、過去の経験から、鑑定書だけでは内容が十分に伝わらず、判決文を読むと、裁判官が鑑定内容を半分も理解されていないと感じることがありました。

証人として法廷で直接ご説明することは、鑑定書の内容をより深く、正確に理解していただくための重要な機会です。鑑定書に書かれた真実を、裁判官に直接お伝えすることで、より強い説得力を持たせ、皆様の不安を払拭し、心証形成に貢献できると考えています。


証人出廷は「鑑定書の補足」であり「真実を証明する場」

他の鑑定人の中には、「鑑定書が分かりやすければ、証人尋問は不要だ」とおっしゃる方もいると聞きます。しかし、証人出廷は、単に鑑定書を補足する場ではありません。法廷で宣誓し、鑑定書の内容に嘘偽りがないかを証言する、非常に重い責任を伴う行為です。

高額な出廷料を設定する鑑定人もいると耳にしますが、私はどんな質問にも的確に答える自信があります。皆様の裁判への貢献、そして何より、脳科学的筆跡鑑定法の利点を直接お伝えできる貴重な機会だと考えておりますので、喜んでお引き受けしています。


依頼者様と二人三脚で

過去には、裁判官から「話を聞くのが楽しみだ」と言われ、鑑定手法について詳細に尋ねられたこともあります。この時、依頼者様が「裁判官の心証が変わった」と大変喜んでくださったことは、私にとって忘れられない経験です。また、原告と被告双方の鑑定人が同じ日に出廷し、それぞれの意見を直接比較できたケースもありました。

これらの経験から、証人出廷は必ずしも勝訴を約束するものではありませんが、その効果は想像以上に大きいと確信しています。 もし筆跡鑑定をご依頼いただく際は、ぜひ私を証人としてご検討ください。皆様の不安を共有し、共に勝訴を目指すパートナーとして、全力でサポートさせていただきます。


【筆跡鑑定の「不都合な真実」を知りたい方へ】

本記事でも触れた、法廷における筆跡鑑定の証拠価値が著しく低い現実や、科学的根拠のない「でたらめな鑑定」が業界に横行している実態については、拙著『筆跡鑑定をダメにした知ったかぶりの輩たち』にて詳細に告発しています。
なぜ従来の鑑定法が裁判で通用しないのか、その構造的な闇と実務の実情を知りたい方は、本書をご参照ください。

Amazonで詳細を見る

所長コラム

【業界の不正を断つ、科学的根拠】

鑑定業界の倫理的課題と、それを根本から解決する当所の「脳科学的筆跡鑑定法(BSHAM™)」の論理的・統計的根拠は、こちらの専門ページで詳しく公開しています。

科学的証明・研究報告ページはこちら