ブログ 大嘘が正しい筆跡鑑定に与える影響 いまだに,裁判所が書字が手続記憶に大きく関与していることを認める様子はない。この理論は非常に大切なもので,筆跡鑑定が大きく進展する要となるものである。およそ,10年以上に亘り,当職の筆跡鑑定書に「書字は手続き記憶である」という趣旨を書いてき... 2025.04.28 ブログ
ブログ 正しい鑑定法よりも科学的根拠のない鑑定法が支持されるというジレンマ 前回のブログに,”Ýahoo!やgoogleで「筆跡鑑定」と検索すると,その上位に「筆跡の個人内変動を分析する科学的な鑑定」「配置・筆圧・筆順・偽筆の4つに注意をしながら鑑定を進める」「記載時期は10年まで鑑定が可能」などと言った大嘘が沢山... 2025.04.26 ブログ
ブログ 筆跡鑑定が進化しない理由❷ 伝統的筆跡鑑定法では,筆跡鑑定が100%出来ないと何度もこのブログに書いてきた。この仕事を始めて14年間,朝から晩まで筆跡鑑定の研究・検証を病的と思えるくらい頭から離れず没頭してきた鑑定オタクが言うのだから間違いない。 一方では,この長い年... 2025.04.20 ブログ
ブログ 裁判官が鑑定書の良し悪しを見抜けない理由❷ 筆跡鑑定において重要な知識の一つに,筆跡には「書く都度に変化する単なる特徴」と「恒常的に出現する書き癖」の二つが存在している」というものがあります。このことはこのブログで繰り返し書いていますので,このブログのアーカイブを参照ください。 あろ... 2025.04.17 ブログ
ブログ 裁判官が鑑定書の良し悪しを見抜けない理由❶ 裁判官を含む一般の方は鑑定書を読んでもその良し悪しは見抜けない。その理由を話してみたい。 殆どの方は筆跡鑑定の事を「筆跡が似ているかどうかを調査する」と思っているようだ。 筆跡鑑定書は,筆跡鑑定の知識がほとんどなくとも読めるし,「なるほど,... 2025.04.13 ブログ
ブログ 知ったかぶりの鑑定人‥❺記載時期の乖離は10年以内という嘘 1. 筆跡の経年変化 書字は手続き記憶に大きく関連し,この記憶は長期記憶に分類される。この記憶を変えるには,新たな運動の繰り返しによる上書きが必要となる。例えば,文字を書く機会の多いビジネスマンは筆跡が変化する可能性があるが,書字行動が少な... 2025.03.30 ブログ
ブログ 筆跡鑑定とは googleのAIにはこう書かれています。 筆跡鑑定とは、筆跡の特徴を解析して,誰が書いたのかを特定する鑑定です。遺言書や契約書、領収証などの筆跡鑑定が可能です。 またウィキペディア(Wikipedia)には,こう書かれています。 筆跡鑑定... 2025.03.25 ブログ
ブログ 知ったかぶりの鑑定人‥❹伝統的筆跡鑑定法が第三者による検証が可能という嘘 以下は某鑑定人のホームページに記載されている内容です。 「伝統的な筆跡鑑定法」や「計測的な筆跡鑑定」「科学的な筆跡鑑定」は客観的な根拠を示すことができ、第三者の検証も可能にしますので、筆跡鑑定において鑑定結果を導き出すためには必要不可欠な鑑... 2025.03.07 ブログ
ブログ 知ったかぶりの鑑定人‥❸書き癖=常同性(恒常性)という嘘 以下は某鑑定人のホームページに記載されている内容です。 筆跡の中に恒常的に現れる「書き方の癖」を「常同性」と言います。 専門的には,「書き癖」を「常同性」と呼び… ここまでくると,嘘というよりもデタラメの記述です。「書き癖」という概念を全く... 2025.03.06 ブログ
ブログ 知ったかぶりの鑑定人‥❷個人内変動=書き癖という嘘 以下は某鑑定人のホームページに記載されている内容です。 文字を書くたびに毎回個人内変動が発生している箇所があるとすれば、それは執筆者固有の筆癖と捉えることができますので,毎回必ず個人内変動が発生する、という常同性を有している。 はあ?何を言... 2025.03.03 ブログ