「AI」「ディープラーニング」…その技術、本当に最新ですか?
最近、インターネット上で「近未来の筆跡鑑定」「AIとディープラーニングが切り拓く新時代」といった、魅力的なタイトルの記事を見かけることがあります。 「FBI」や「CIA」、「サイバー犯罪」といった言葉が並び、一見すると非常に最先端で、信頼性が高いように感じるかもしれません。
しかし、プロの鑑定人として断言します。 その「近未来」は、すでに賞味期限切れです。
なぜそう言えるのか? 記事の中に隠された「3つの矛盾」を、専門家の視点で紐解いていきましょう。
矛盾①:「近未来」と言いながら、ネタが「10年前」
その記事には、最新の研究動向としてこう書かれています。
「2015年2月、フロリダ州オーランドにて、AAFS(アメリカ法科学会)のミーティングが開催されました。」
今は2025年です。 ドッグイヤー(技術の進化が早いこと)と呼ばれるIT・AI業界において、10年前の話は「大昔」の出来事です。 10年前の学会報告を、さも「これからの未来」のように語っている時点で、その業者の技術情報はアップデートされていません。 「近未来」という言葉に踊らされず、「その情報の鮮度はいつのものか?」を確認するリテラシーが必要です。
矛盾②:「メールの解析」は「筆跡鑑定」ではありません
記事では、「メールやSNSの文章から個人を特定する」ことを「筆跡鑑定の進化」として紹介しています。 ここに大きなトリックがあります。
- メール・SNS解析: 「計量文献学(テキストマイニング)」の分野。使う単語や言い回しの癖を見るもの。
- 筆跡鑑定: 「書字運動(脳からの指令)」の分野。文字を書く際のリズムや運動の痕跡を見るもの。
これらは全くの別ジャンルです。 「メールの犯人特定」は確かに重要ですが、それは「筆跡鑑定」ではありません。 あたかも「最新の筆跡鑑定ならメールの解析もできる」と誤認させるような書き方は、専門家として誠実とは言えません。
矛盾③:「裁判所は数値解析しか採用しない」という嘘
最も看過できないのが、以下の記述です。
「裁判所で求められる鑑定書も、数値解析による物以外、採用されなくなりました。」
はっきり申し上げます。これは真っ赤な嘘であり、依頼者を不安にさせるポジショントークです。
裁判所が求めているのは、「複雑な数式」や「AIが出したブラックボックスな数値」ではありません。 裁判官が求めているのは、「なぜ、その結論に至ったのか」という、誰が聞いても納得できる「論理(ロジック)」です。
事実、数値解析だけの鑑定書は「なぜその数値が合格ラインなのか根拠が不明確」として、証拠採用されないケースも多々あります。 一方、当所の「脳科学的筆跡鑑定法(BSHAM)」は、数値の裏にある「脳のメカニズム」を論理的に説明するため、多くの裁判で採用されています。
結論:バズワードではなく「論理」を選んでください
「AI」「ディープラーニング」「数値解析」……。 これらの言葉は魅力的ですが、中身が伴っていなければ、ただの飾りです。
- 10年前の情報を「最新」と語る業者
- 「メール解析」と「筆跡鑑定」を混同させる業者
- 「数値解析しか認められない」と嘘をつく業者
果たして、これらが本当に信頼できる「科学的鑑定」でしょうか?
私たちトラスト筆跡鑑定研究所は、派手なバズワードで誤魔化すことはしません。 2025年に体系化された最新の「脳科学的筆跡鑑定法(BSHAM)」を用い、「10年前のAI」ではなく「最新の脳科学」で、真実を明らかにします。



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