「資料は5点で十分」と言う鑑定人を信じてはいけない。彼らは「統計学(N=30)」を知らずに、あなたの人生を安請け合いしている。

所長コラム

「手元に資料が5点しかありません。鑑定できますか?」

この質問に対し、資料も見ずに「大丈夫ですよ」と即答する鑑定人がいたら、その人物は「無責任な安請け合い業者」です。

なぜなら、彼らが使う「形(シルエット)を見る手法」において、5点の資料で本人特定をすることは、統計学的に不可能(嘘)だからです。

私たちBSHAM™(脳科学AI筆跡鑑定®)の回答は違います。
「5点でも『可能性』はあります。しかし、それが『使える資料』かどうかは、見てみないと分かりません」

1. なぜ「従来法」だと5点では不可能なのか?

従来の鑑定法は、文字の「長さ」や「角度」といった「形」の平均値を取ろうとします。
しかし、人間の書く文字の形は、その日の気分でコロコロ変わります。

この「形のブレ」を均(なら)して平均値を出すには、統計学的に最低30点のサンプル(N=30)が絶対に必要です。
それが数学のルールです。

しかし、多くの従来型鑑定人はそのルールを知りません。
だからこそ、本来なら鑑定不能であるはずの「5点しかない案件」を平気で引き受け、「たまたま似ていた」という根拠のない鑑定書を作成し、裁判で負けるのです。

2. BSHAM™なら「5点」でも戦える理由

一方、BSHAM™は「形」の平均値など出しません。
私たちが解析するのは、その奥にある「脳の運動プログラム(筆記の癖)」です。

歩き方の特徴(リズム)を見抜くのに、30回歩かせる必要がないのと同じです。
筆跡の中に潜む「筆圧の強弱」「カーブの加速」「空中筆記の軌道」といった生体情報は、たった数文字の中にも濃厚に刻まれていることがあります。

  • 従来法: 30枚集めないと、統計的にスタートラインに立てない。
  • BSHAM™: 質さえ良ければ、5枚からでも決定的な証拠を抽出できる可能性がある。

3. 「数」ではなく「質」を見せてください

ただし、誤解しないでください。
「5枚あれば必ず鑑定できる」わけではありません。
その5枚が、解析に耐えうる「宝石(鮮明な筆跡)」なのか、それとも情報の潰れた「石ころ」なのか。

勝負はそこで決まります。
従来の鑑定人は「数」が足りないと諦めますが、私たちは「質」を見ます。

結論:安請け合いはしません。まずは診断を。

「資料が少ないから無理だ」と諦める前に、まずはその5枚を私たちに見せてください。
それがBSHAM™の解析に耐えうる資料であれば、他社が断った案件でも、科学的真実を証明できる確率は十分にあります。


トラスト筆跡鑑定研究所
代表・開発者:二瓶 淳一
(BSHAM™は、安易な「大丈夫」は言いません。資料の適格性を厳しく審査する監査型の鑑定機関です)

【筆跡鑑定の「不都合な真実」を知りたい方へ】

本記事でも触れた、法廷における筆跡鑑定の証拠価値が著しく低い現実や、科学的根拠のない「でたらめな鑑定」が業界に横行している実態については、拙著『筆跡鑑定をダメにした知ったかぶりの輩たち』にて詳細に告発しています。
なぜ従来の鑑定法が裁判で通用しないのか、その構造的な闇と実務の実情を知りたい方は、本書をご参照ください。

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所長コラム

【業界の不正を断つ、科学的根拠】

鑑定業界の倫理的課題と、それを根本から解決する当所の「脳科学的筆跡鑑定法(BSHAM™)」の論理的・統計的根拠は、こちらの専門ページで詳しく公開しています。

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