🚨【司法への警鐘】なぜ「根拠なき鑑定法」が半世紀以上も裁判所を欺き続けたのか?

所長コラム

序章:長年の理不尽と私が見た真実

筆跡鑑定の証拠能力には限界があるという指摘がなされながらも、従来の鑑定法が採用され続け、裁判所からもこの手法を採る鑑定人が数多く指名されている現実は、極めて理不尽です。多くの人が、この根拠なき手法によって人生を左右され、苦しみ続けたことは紛れもない事実です。

私はこの問題に対し、多くの時間を費やし、従来の筆跡鑑定法について「科学性や論理が筋が通っているのか」を徹底的に究明しました。その結果、従来の鑑定法が持つ論理的な限界と根拠の有無を明確に体系化し、誰にでも説明可能な水準に到達させました。この体系化は、今年に入って初めて完成したものです。

私が暴いた真実は、戦慄すべきものです。それは、従来の鑑定法は、筆者識別を可能とする「全く根拠のない手法」であるという事実です。

なぜ、この「鑑定ができない手法」が、長期間、維持され続けてきたのでしょうか?


1. ⚔️ 業界を温存させた「無検証の構造」と実務上の崩壊

従来の鑑定法が長期にわたり温存されてきた最大の要因は、その科学性や論理に対する具体的な検証が、これまで誰にも行われなかったという「無検証の構造」にあります。

  • 曖昧な限界の許容: 従来の鑑定法は、昭和40年の最高裁判決でも、「多分に鑑定人の経験と感(勘)にたよるところがあり、ことの性質上、その証明力には自ら限界がある」と認められてきました 。この曖昧な限界が、「七割は当たっているかも」という程度の認識で許容されてきたのです。
  • 論理の空白: 長期間、従来の筆跡鑑定法について、「本当に筆者識別が可能な根拠が存在するのか」という科学性や理論について、誰も具体的かつ体系立てて言及しませんでした。
  • 実務上の断罪: 私が作成した鑑定書の8割以上に相手方から反論書が提出されるという異常な現実は、従来の鑑定手法が法廷でその証拠能力を根本的に失っていること、すなわち鑑定手法自体がすでに崩壊していることを、紛れもない実務のデータとして裏付けています。

2. 🧠 構造的欠陥:「ノイズ」と「論理的防御線」の欠如

無検証の結果、従来の鑑定法は以下の致命的な構造的欠陥を抱え続けました。

  • 鑑定の焦点の誤り: 鑑定の焦点が、偽造者が意識的に介入できる「目に見える形(手)」に留まりました 。これは、鑑定結果が偽造者の技術の巧拙に結果が左右されるという脆弱性を生みます 。
  • 「ノイズ」の混同: 多くの鑑定人は「筆跡個性」という言葉を多用しますが、体調や姿勢による一時的な変動である「ノイズ」と、筆者固有の「純粋な個性」の違いすら認識せずに使用されているのが現状です。ノイズを計測しても、鑑定結果に科学的な意味を持ちません 。
  • 統計的根拠の破綻: 筆跡の変動幅を正確に特定するために必要な統計学的な最低限のサンプル数(30個以上)に対し、実際の鑑定実務ではわずか数個(5~10個程度)しか集まらないという「30個の壁」の崩壊が起きています 。このデータ不足は、分析が統計的根拠を完全に失うことを意味します 。

3. 🔥 私が暴いた真実:即刻、この手法を停止すべき理由

私は、従来の筆跡鑑定法に多くの時間を費やし、その科学的根拠と論理構造を詳細に検証しました。その結果、従来の鑑定法が筆者識別を可能とするか否かについて、具体的な体系と説明を確立しました

私が確立した論理構造が示した結論は、明白です。従来の鑑定法は、筆者識別のための全く根拠のない手法であり、その証拠能力は論理的に崩壊しています。

この真実が暴かれた以上、もはやこの鑑定法を採るべきではありません。

なぜなら、根拠のない鑑定結果が、人の人生を左右する裁判に影響を与え、多くの人を苦しめることは紛れもない事実だからです。この「見せかけの科学」の構造を即刻停止し、真に論理的で客観的な鑑定体系へと移行することこそが、司法の信頼を回復する唯一の道です。

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