~その『お墨付き』に、科学的根拠は1ミリもありません~
筆跡鑑定を探していると、多くの業者のサイトで、判で押したように同じような「自慢」が書かれていることに気づくはずです。
「裁判所や警察署から鑑定嘱託されています」
「協会認定の適正な鑑定方法を採用しています」
「最高裁の手引き書に基づいています」
一見すると、「凄そうだ」「ここなら安心だ」と思ってしまうかもしれません。
しかし、断言します。
この言葉を売りにしている業者ほど、科学的な実力(ロジック)に自信がない証拠です。
なぜなら、これらはすべて「誰かに選ばれた」という権威(過去の栄光)の話であり、「なぜ偽造を見抜けるのか」という科学(現在の技術)の話を一切していないからです。
今回は、業界にはびこるこの「権威の罠」の正体を、論理的に解剖します。
■ 罠①:「裁判所・警察の実績」の正体
彼らは「裁判所から選ばれているから、技術が正しい」と主張します。
しかし、これは論理の飛躍です。
裁判所や警察は、科学の研究所ではありません。彼らが鑑定人を選ぶ基準は、多くの場合「過去の名簿(前例)」や「慣例」です。
「昔から頼んでいるから」「先任者が使っていたから」という理由で、科学的に検証されていない古い手法(カンや計測)を使う業者が、そのまま選ばれ続けているのが実情です。
「警察に使われたことがある」という事実は、「その手法が、現代の精巧な偽造を見抜ける」という証明には全くなりません。
■ 罠②:「協会認定」という身内の褒め合い
「専門家も認める」「協会認定の手法」という言葉にも注意が必要です。
ここで言う「専門家」とは誰でしょうか?
それは、脳科学者でも統計学者でもなく、同じ「古い手法」を使っている身内の同業者のことです。
- A業者: 「私の鑑定は、Bさんに認められました」
- B業者: 「私の鑑定は、Aさんに認められました」
これは典型的な「循環論法(サークル・ロジック)」です。
外部の科学的な査読を受けたわけではなく、科学的根拠のない古いルールを共有するグループ内で、お互にお墨付きを与え合っているだけに過ぎません。
■ 罠③:「最高裁の手引き書」のすり替え
「最高裁判所発行の手引き書に基づき作成している」というアピールも、非常にミスリードです。
裁判所の「手引き書」に書かれているのは、主に「書類の書き方(フォーマット)」や「心構え」です。「偽造を見抜くための科学的アルゴリズム」が書かれているわけではありません。
「手引き書通りに書きました」というのは、「作文のルールを守りました」と言っているだけであり、「中身が真実です」という証明にはなりません。
形式の正しさで、中身の科学性のなさを隠そうとしているのです。
■ 【翻訳表】その宣伝文句、本当の意味は?
他社のサイトに並ぶ「美辞麗句」を、私たち(BSHAM)の視点で翻訳すると、以下のようになります。
| 相手が言っていること | 実態(翻訳) |
| 「裁判所・警察の実績があります」 | 「古い名簿に載っているだけです。最新科学の検証は受けていません。」 |
| 「協会で認められた手法です」 | 「身内で『これでいいよね』と決めただけの、古いルールです。」 |
| 「裁判所の手引き書に基づきます」 | 「書類の『書き方(形式)』は守っていますが、『中身』の科学的保証はありません。」 |
| 「専門家も認める高精度」 | 「『形』を見るだけの同業者が認めているだけで、脳科学者は認めていません。」 |
■ 結論:「権威」ではなく「ロジック」を選べ
本当に技術力(独自の科学的根拠)があるなら、わざわざ「裁判所に選ばれました」「協会に認められました」などと、他人の威光を借りる必要はありません。
「なぜ、脳科学的に偽造が見抜けるのか」というロジックそのものを語ればいいからです。
- 他社: 「警察が認めたから、信じてください」(権威依存)
- 当職: 「脳の生体反応がこう出ているから、信じてください」(科学証明)
あなたが求めているのは、「裁判所に好かれる書類」ですか?
それとも、「真実を勝ち取るための科学的証拠」ですか?
「実績」という名の過去ではなく、「科学」という名の現在を見て選んでください。
当研究所は、権威には頼りません。論理だけで、真実を証明します。



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