検索1位の「筆跡鑑定」が、裁判で「証拠能力なし」と断じられる理由

所長コラム

インターネットで「筆跡鑑定」と検索し、最上位に表示される大手鑑定機関。一見、清潔感のあるサイト、並べられた「科捜研OB」の文字、そして最新機器の紹介。しかし、その裏側に隠された「無責任な構造」が、あなたの裁判を敗北へと導くリスクがあることをご存知でしょうか。

BSHAM™(脳科学AI筆跡鑑定®)の視点から、業界の不都合な真実を監査します。


1. 鑑定の「丸投げ」:あなたの人生を預けるのは「仲介屋」か?

最大の問題は、窓口となる会社が自社で解析を行わず、外部の個人鑑定人へ案件を丸投げしている実態です。

  • 情報の伝言ゲーム:受付担当(営業)と、実際に鑑定書を書く人間(外注先)が別人である場合、依頼者が抱える切実な背景や、資料の「時間的乖離」といった極めて重要な文脈が欠落します。
  • 責任の所在:自ら解析していない社員が、他人の書いた鑑定書に判をついて納品する。これは「鑑定」ではなく「転売」です。反対尋問や裁判所からの補充説明に対し、論理的な一貫性を持って回答できるはずがありません。

2. 「共著論文」という名のSEOハック

彼らはよく「社員と外部業者の共著論文」を実績として掲げます。しかし、これこそが巧妙な「権威の偽装」です。

  • 名義貸しの科学:解析の根幹を外部に依存しながら、体裁だけを整えて論文にする。これはGoogleの評価(E-E-A-T)を上げるためのマーケティング手法であり、科学的な探究心とは無縁です。
  • 批判受容の欠如:発注者と受注者の関係にある共著者が、互いの論理を厳しく検証することは不可能です。BSHAM™が提唱する「運動プログラム」のようなハードサイエンスの裏付けがないまま、形だけを統計処理した論文は、法廷では「単なる作業報告」と見透かされます。

3. 「最新機器」は、主観を大きく見せるだけの道具

デジタルマイクロスコープや静電検出装置(ESDA)を並べ立てる手法にも注意が必要です。

  • 道具は理論を代替しない:筆跡を「静止画(形)」として捉える従来の手法では、どれだけ高倍率で見ても、最終判断は鑑定人の「経験と勘」という主観に委ねられます。
  • BSHAM™の科学的アプローチ:我々は文字の「形」を追いかけません。筆圧や筆速の変異から、脳深部の「手続き記憶」を抽出します。顕微鏡で「よく見える」ことと、科学的に「正しい」ことは全く別問題です。

4. 「材料の一つ」という敗北宣言

彼らのサイトには「筆跡鑑定は判断材料の一つに過ぎない」と書かれています。これは、「自分の鑑定には、判決を決定づけるほどの信憑性がない」と自白しているも同然です。

真に科学的な鑑定であれば、DNA鑑定がそうであるように、揺るぎない証拠価値を持つはずです。「材料の一つ」という逃げ口上は、不的中時のROI(投資対効果)を放棄した、無責任な姿勢の表れです。


結論:迷った時の「監査基準」

法的トラブルという高ストレス下において、検索順位やサイトの見栄えで判断するのは危険です。以下の3点を直接、業者に問いかけてください。

  1. 「この鑑定書は、あなたの会社の社員が、外部に一切漏らさず直接解析したものですか?」
  2. 「論文の解析プロセスにおいて、外部業者への依存度は何%ですか?」
  3. 「文字の形ではなく、脳の運動プログラムとしての証拠能力をどう証明しますか?」

これらの問いに、論理的かつ即座に回答できないのであれば、その鑑定書に投資する価値はありません。

BSHAM™(脳科学AI筆跡鑑定®)開発者 二瓶 淳一
我々は「看板」ではなく「論理」を売っています。丸投げ業者が作成した「証拠能力の低い鑑定書」の再監査も承ります。

【筆跡鑑定の「不都合な真実」を知りたい方へ】

本記事でも触れた、法廷における筆跡鑑定の証拠価値が著しく低い現実や、科学的根拠のない「でたらめな鑑定」が業界に横行している実態については、拙著『筆跡鑑定をダメにした知ったかぶりの輩たち』にて詳細に告発しています。
なぜ従来の鑑定法が裁判で通用しないのか、その構造的な闇と実務の実情を知りたい方は、本書をご参照ください。

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【業界の不正を断つ、科学的根拠】

鑑定業界の倫理的課題と、それを根本から解決する当所の「脳科学的筆跡鑑定法(BSHAM™)」の論理的・統計的根拠は、こちらの専門ページで詳しく公開しています。

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