「公平・透明・客観」という言葉に隠された罠。筆跡鑑定に求められるのは『科学的証拠』のみである

所長コラム

「当研究所は、公平・中立な立場で鑑定を行います」

もし、あなたが依頼しようとしている鑑定人がこう言ったなら、その電話はすぐに切るべきです。

なぜなら、ニセモノの契約書や遺言書と戦うあなたにとって、「公平(痛み分け)」とは「敗北」を意味するからです。

今回は、耳触りの良い「公平・透明・客観」という言葉が、いかにあなたの裁判を危険に晒すか、BSHAM™(脳科学AI筆跡鑑定®)の科学的視点から警告します。

1. 「公平性」という名の「逃げ」

科学(サイエンス)に「公平」など存在しません。あるのは「事実(Fact)」と「確率(Probability)」だけです。

DNA鑑定に「公平性」を求めますか? 結果は「黒か白か」だけです。筆跡鑑定も本来はそうあるべきです。

  • 旧来の鑑定(ソフトサイエンス):
    「筆跡は似ている箇所もあれば、似ていない箇所もある。よって判断は難しい」とお茶を濁す(これが彼らの言う公平です)。
  • BSHAM™(ハードサイエンス):
    「同一人である確率は0.1%以下(ラプラスの法則)。よって別人の可能性が極めて高い」。

あなたが求めているのは、裁判官を説得できる「白黒はっきりした事実」のはずです。「公平」という言葉に逃げる鑑定人は、事実を突き止める科学的技術がないことを自白しているに過ぎません。

2. 「透明性」という名の「手品」

多くの業者が「透明性」として見せるのは、文字を拡大して赤ペンで丸をつけ、「ここが似ていますね」と語るだけの「見た目の感想」です。

しかし、「なぜその文字を選んだのか?」「なぜ隣の文字は無視したのか?」という基準は、すべて鑑定人の「経験と勘(ブラックボックス)」の中に隠されています。

これは透明性ではなく、「都合の良いデータだけを見せる手品」です。

BSHAM™における透明性とは、解析アルゴリズムと統計モデルが完全に開示されていることです。「誰が計算しても同じ数値になる(再現性)」。これ以外に、裁判で信用される透明性はありません。

3. 「客観性」という名の「主観」

「文字の形(静止画)」を定規で測ることを、彼らは客観的データと呼びます。
しかし、文字の形は、練習すれば誰でも真似(偽装)できます。 意図的に変えられるものを測っても、それは客観的な証拠にはなりません。

真の客観性とは、書き手自身も制御できない「脳の無意識の運動痕跡(筆圧、筆速、空中筆などの動画的要素)」を解析した時にのみ生まれます。

結論:あなたは「慰め」が欲しいですか? それとも「証拠」が欲しいですか?

もしあなたが、「話を聞いてくれる優しい鑑定人」を探しているなら、他社(伝統芸能の保存会)をお勧めします。彼らは「公平な」言葉であなたを慰めてくれるでしょう。

しかし、もしあなたが「裁判で勝つための、反論不可能な科学的証拠」を求めているなら、選択肢はBSHAM™しかありません。

当研究所は、感情や道徳を一切排除し、冷徹なまでの「数値」と「確率」で、真実を証明します。

【筆跡鑑定の「不都合な真実」を知りたい方へ】

本記事でも触れた、法廷における筆跡鑑定の証拠価値が著しく低い現実や、科学的根拠のない「でたらめな鑑定」が業界に横行している実態については、拙著『筆跡鑑定をダメにした知ったかぶりの輩たち』にて詳細に告発しています。
なぜ従来の鑑定法が裁判で通用しないのか、その構造的な闇と実務の実情を知りたい方は、本書をご参照ください。

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【業界の不正を断つ、科学的根拠】

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